市販製品の実態

1、酒の種類について
 人類は新石器時代の頃からお酒を飲み始め、現在では非常に多くの種類のお酒を製造し、飲んでいます。その種類は大きく分けて2つ分類できる。1つは、材料を発酵させて作る「醸造酒」、2つ目は、その醸造アルコールを濃縮した「蒸留酒」です。さらに細かくみてみると、ビール、ワイン、発泡酒、日本酒に始まり、焼酎、泡盛、ウィスキー、ブランデー、中国酒、これらのお酒を混ぜて作るカクテルなど多種多様です。一般に蒸留酒の方がアルコール度数も値段も高くなります。
 参考に各種の酒のアルコール度数を以下に示す。

 〇 ビール   → 約5%
 〇 ワイン   →  約14%未満
 〇 発泡酒   → 約5.5%
 〇 日本酒   → 14〜19%
 〇 焼酎    → 約25%
 〇 ウィスキー → 約40%
 〇 ブランデー → 約40%
 〇 ウォッカ  → 約40%
 〇 テキーラ  → 約40%
 〇 カシス   → 約26%
 〇 缶のカクテル、酎ハイ系 → 約5%


2、人気のあるお酒
 お酒は先ほど述べたように多種多様です。原料、製造法等の違いからアルコール度数、味も変化していきます。したがって人の好みによって好き嫌いは分かれてきますが、それでも万人に人気のあるお酒とは何なのでしょうか。ある統計によると

  人気bP  ビール
     bQ  ワイン 
     bR  発泡酒

の順になっているそうです。このトップ3に入ったお酒は醸造酒の部類に入り、お酒の中でもアルコール度数は比較的低く、値段も低い方です。やはり手頃な価格で手に入るというものが人気の理由なのでしょうか。トップ3には入らないお酒でも、焼酎や日本酒などは、消費量が10年前の1.5倍になっています。
 若い人たちにはカクテルなども人気が高いようです。これは自分の味覚に合ったものを選べるといった利点と、アルコール度数が比較的低いため飲みやすいからでしょう。某チェーン店の調査によると、

bP

カシスソーダ

ジントニック

bQ

スプモーニ

マティーニ

bR

ファジーネーブル

ダイキリ

という結果になっています。マティーニはアルコール度数が約30%、ダイキリは約20%と高いが、他にランクインしているお酒は約5%である。女性はお酒にまろやかさを、男性はお酒にスッキリ感とアルコールの強さを求めている様です。


アルコールの知識
 
お酒を飲んだ後、酔いがさめるまでどのくらいかかるの?


 お酒の1単位
 ビールは大びん1本(633ml)、日本酒は1合(180ml)、ウィスキーはダブル1杯(60ml)、焼酎0.6合(110ml)をアルコールの摂取量の基準としてお酒の1単位としています。
 お酒の1単位を純アルコールに換算するとほぼ23g前後となります。


 酔いがさめるまでの時間
 体重約60kgの人で30分以内に飲んだ場合、1単位のアルコールは約3時間体内にとどまります。2単位の場合ではアルコールが体内から消失するまで約6時間かかります。もちろん、体質的にお酒に弱い人や女性はもっと長い時間がかかります。

 早い時間帯に飲み始め早めに切り上げると(遅くとも12時)就寝している間に酔いはさめますが、深夜まで飲んでいると翌朝起床後まで体内にアルコールが残り、二日酔いとなってしまいます。


 アルコール血中濃度と酔いの状態

 以上のことを考慮すると周囲の人との関係を保つためにも、ほろ酔い期、がお酒を飲む時の目安となる状態だと言える。これを市販製品のお酒の値段に反映させてみると、自宅で飲む場合ならば1000円程度、チェーン店レベルのお店で飲む場合ならば2000円程度、バー等の少し値段の高い所で飲む場合ならば3000円程度の金額で収まるくらいの酒量が、ほろ酔い期、にとどまるための支出と言えるだろう。

アルコール血中濃度と酔いの状態については・・・
http://www.arukenkyo.or.jp/drink_a6.html

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