当教室では附属病院にて、産婦人科領域で必要とされる診療の全般を行っています。 その内容は、①周産期(産科)、②婦人科、③生殖内分泌(不妊治療を含む)、④東洋医学(漢方薬による治療)、⑤女性のヘルスケア(ピルやホルモン療法など)です。

周産期(産科)部門では、妊婦健診、妊娠及び分娩の管理をおこなっています。NICU、麻酔蘇生科及び院内各診療科と連携して、リスクが高い妊産婦の妊娠、分娩管理も行なっています。また、麻酔科と連携して無痛分娩(原則、計画分娩として適応)も行なっています。里帰り分娩も随時、受け付けています。
婦人科部門では、すべての婦人科疾患、婦人科腫瘍を扱っています。良性疾患として子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣腫瘍などがあります。良性疾患に対しては、技術認定医による内視鏡手術を積極的に行っています。悪性疾患としては、子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんなどがあります。子宮頸がんに対しては、病期によっては放射線科と連携して放射線治療を行っています。また、子宮頸がんの初期がんや前がん病変に対する光線力学療法(PDT)、性器脱に対する治療も行っています。
生殖内分泌部門では、無月経や月経異常などに対する治療、不妊治療などを行っています。不妊治療は、人工授精、体外受精、顕微授精、胚移植まで行っています。また、男性不妊については当院泌尿器科と連携して診療しています。無精子症に対してTESEも行っています。さらに、がんと生殖医療として、がん治療に伴い妊孕性低下が見込まれる方の採卵、卵子凍結、精子凍結も行っています。
東洋医学として、主に更年期症状に対して漢方薬による治療を行っています。
女性のヘルスケアの観点から、ピルや女性ホルモンを用いた治療(ホルモン補充療法)を行なっています。
婦人科に初めて受診される方は、原則、他院から紹介と事前予約が必要です。
不妊治療を希望されて初めて受診される方は、原則、事前予約が必要です。
妊娠されている方で、周産期(産科)を初めて受診される方のついては、紹介状がなくても受診可能です。
当科では人工妊娠中絶及び出生前検査(血液検査、羊水染色体検査など)は原則、行っていません。
治療内容(ホルモン補充療法など)によっては女性医師による診療が可能な場合があります(水曜日限定)。



主な対象疾患


1. 正常妊娠・分娩(せいじょうにんしん・ぶんべん)
2. 異常妊娠・分娩(いじょうにんしん・ぶんべん)
3. 合併症のある妊娠・分娩(がっぺいしょうのあるにんしん・ぶんべん)
4. その他、妊娠・分娩管理(そのた、にんしん・ぶんべんかんり)
5. 切迫流産・切迫早産(せっぱくりゅうざん・せっぱくそうざん)
6. 子宮頸がん・子宮体がん(しきゅうけいがん・しきゅうたいがん)
7. 子宮筋腫・子宮腺筋症(しきゅうきんしゅ・しきゅうせんきんしょう・しきゅうしゅよう)
8. 子宮内膜症(しきゅうないまくしょう)
9. 卵巣がん(らんそうがん)
10. 卵巣腫瘍・卵巣嚢腫(らんそうしゅよう・らんそうのうしゅ)
11. 外陰部および腟の疾患(がいいんぶおよびちつのしっかん)
12. 性器脱(せいきだつ)
13. 更年期障害(こうねんきしょうがい)
14. 無月経・月経不順・排卵障害(むげっけい・げっけいふじゅん・はいらんしょうがい)
15. 不妊症(ふにんしょう)



施設認定


日本産科婦人科学会専門医制度卒後研修指導施設
日本婦人科腫瘍学会専門医制度指定修練施設/婦人科悪性腫瘍研究機構登録施設
日本周産期・新生児医学会母体胎児研修施設
日本生殖医学会連携研修施設



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