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「科学の散歩道」 English
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2010/06/20
アジサイ
アジサイは南あるいは東アジアを原産とする植物です。ご存じのように、白、青、赤、ピンク、そして濃淡の藍色ものがあります。アジサイといえば、梅雨ですね。
今日、森町にある極楽寺に行ってきました。“あじさい寺”と呼ばれています。
ちょうど花盛りで、雨にも関わらず沢山の人たちが訪れて花の写真を撮っていました。

植物に色をつけるのに重要な分子は色素と呼ばれます。植物色素は種々のものがあり、カロテノイド、ポルフィリン、アントシアニン、ベタラインなどがあげられます。これらの色素は特定波長を吸収します。この吸収されなかった残りの波長帯域が反射あるいは透過されたものを私たちは見ているのです。ポルフィリン類である葉緑素は、青と黄色を吸収するので、残りの波長帯域が反射したり透過したりして緑色に見えます。葉緑素によって吸収された光エネルギーは、葉緑体のなかで光合成に使われます。一方、花の色素の方は、訪花性昆虫を魅きつけることが重要で、ついでに私たちも楽しませてくれます。同種のアジサイでもいろいろな色が見られるのは、色素がpHやアルミニウムイオンや開花後どれくらい経ているかといった複雑な要因が重なって色が変わるからです。(針山)
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